
<東アジアE-1選手権:日本4-0台湾>◇9日◇第1戦◇水原
東アジアE-1選手権で3連覇を狙う日本女子代表なでしこジャパン(FIFAランキング7位)が、台湾代表(同42位)を4-0で下し白星スタートとなった。
4-3-3の布陣で左インサイドで先発出場したのは、追加招集で代表入りしたMF滝川結女(25=新潟)。153センチと小柄ながら巧みなボールタッチを武器に攻撃を演出し、自らもデビュー戦をゴールを飾った。
1点リードした直後の前半25分、右からMF成宮が送ったクロスボールがこぼれ球となったところ、右足で冷静にゴールを決めた。「クロスからだったんですけど、(高橋)はな選手がニアのキーパーのところに走り込んでくれていて、こぼれをうまく決め切れて良かった」と喜んだ。
前半だけのプレーでベンチに下がったが、上々のデビュー戦となった。
4-0と快勝した試合について問われると「この大会は得失点差が大事と試合前に監督から言われていた。それでもなかなか決まらないでも焦らないでと言われていた。最初はなかなか決まらなかったけど、1点が入ってから自分たちのリズムが作れていたので良かったです」
次戦は16日にホストチームの韓国代表と対戦。「一戦一戦大事にやっていこうと話をしている。自分たちらしくボールつなぐところはつないで、決めるところを決めればおのずと結果はついてくる」と自信を口にした。