
阪神伊原陵人投手(24)が1カ月ぶりの6勝目をかけて相性のいいマウンドに上がる。10日の広島戦(マツダスタジアム)に先発する。6月1日には同球場で7回途中無失点と好投している。
この3試合は試合を作りながらも勝ち星はついていない。規定投球回未満ながら防御率1・26の安定感。プロでは初体験となる本格的な夏場に入り、コンディション作りが重要になる。
「いつもと変わらずやっています。いつも暑いので。特別ここだけ50度とかなわけでもないので。熱中症とかだけ気を付けたいです」と平常心だった。
「正直、あまり食べたくないんですけど、栄養士さんに食べるように言われているので、頑張るようにしています。体が重たくなっちゃうと、動きが悪くなるのが嫌なので、痩せたいというか、うまく体重維持したいです」と明かした。
チームが好調の状態でまた出番が回ってきた。「とにかく最少失点でしのげば野手の方は絶対逆転してくれる。そこは意識して粘り強く投げたい」と意気込みを語った。