
西武が本拠地ベルーナドームで夏季の冷涼化対応として、8日の楽天戦から大規模ミスト設備の運用を開始した。
メインコンコースの頭上の屋根や、柱の足元からミストが噴射され、噴射中はミストの周辺で最大5度程度の温度の低下が見込まれる。
1回の噴射は頭上、足元ともに15秒間を予定され、ミストに使用する水は水道水を使用する。
インプレー中を除き、噴射は開場から試合終了まで不定期で実施され、頭上ミストは1回15秒で約19・2リットル、足元ミストは1回15秒で約4リットル噴射される。
6月27日の日本ハム戦では今井達也投手(27)が、熱中症で緊急降板するなど、ベルーナドームでの試合は、暑さ対策が必須で、球団側は数々の冷涼化対策に取り組む。