
<巨人2-3広島>◇6日◇東京ドーム
巨人が痛恨の逆転負けを喫した。9回から登板した大勢投手(26)が1死満塁から広島菊池に中前に2点適時打を浴びて逃げ切りに失敗した。
阿部慎之助監督(46)は「まあもうね、しょうがないね」と言った。ベンチにはマルティネスも控えていたが「もう今日も大事とって、マルティネスは」と語った。
先発赤星優志投手(26)は、力投するも一発に泣いた。1点リードの6回1死。カウント1-1から中村奨に146キロ直球を左翼席に運ばれた。8回途中2安打1失点と試合をつくったが、7勝目はならず「試合は作れたかなと思いますが、前回同様イニングの途中でマウンドを降りてしまったことと、先制してもらった直後のイニングで追いつかれた事はしっかり反省して、次の投球にいかしたいと思います」とコメントした。
打線は5回2死二塁からオコエ瑠偉外野手(27)の中前適時打で先制に成功した。その後、同点に追いつかれたものの8回2死満塁から増田陸内野手(25)が執念のヘッドスライディングで一時勝ち越しとなる三塁内野安打を放ったが、届かなかった。
阿部監督は「野球って、ピッチャーが抑えたらバッター打てないとかね、なんかいろんなことがあるんだけど。いい形もできて、みんな必死に食らいついて、タイムリーとか出たりしだしてるんでね。来週にまたつながるんじゃないかなと思います」と言った。