
<明治安田J1:C大阪0-1G大阪>◇5日◇第23節◇ヨドコウ
セレッソ大阪MF田中駿汰(28)が、ガンバ大阪との大阪ダービーでの敗戦に悔しさをにじませた。
この試合では左大腿(だいたい)骨内外顆骨挫傷からの復帰以降初めてとなる、11試合ぶりの先発出場。MF香川真司とのダブルボランチを組み、タイミングの良い寄せと球際の強さで何度もボールを奪取し、攻撃につなげた。
それでもチームはチャンスを作りながらも4試合ぶり無得点での6戦ぶり黒星。この結果に「自分たちにとって一番嫌な展開だった。しっかり決めるところで決めないとこういう展開になるし、持ちこたえないといけなかった。ただただ、めちゃくちゃ悔しい」と唇をかんだ。
存在感を示すパフォーマンスだったが、満足することはなかった。「まだまだできた。良かった部分もあるけど、感覚的には向上していかないといけないなと思った」。背番号10は、悔しさを抱きながらさらにコンディション上げ、チームへの貢献度を高めていくことを誓った。