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【日本ハム】細野晴希「完投王国」入りへ学びの2勝目「攻撃でずっと立ってるからバテる」新庄監督


日本ハム対楽天 日本ハム先発の細野(撮影・黒川智章)

<日本ハム12-1楽天>◇5日◇エスコンフィールド

日本ハム細野晴希投手(23)が、プロ初勝利から連勝となる2勝目を挙げ、チームの首位再浮上に貢献した。7回を投げきることはできなかったが、6回1/3、自己最多110球を投げ2安打1失点。同最多9奪三振と圧倒した。チーム事情で一度登録を抹消されるが、次回登板へ向け、目標を「完投勝利」に定めた。

   ◇   ◇   ◇

チームの首位再浮上を呼ぶ2勝目を挙げた細野は、次回登板へ向けた目標をお立ち台で宣言した。「僕だけ完投できていないので、次こそは長いイニングを投げられるように頑張りたい」。新庄監督が掲げる「完投王国31(サーティーワン)」入りを照準に定めた。

7回途中まで投げ、許した安打はわずか2本。4回1死二、三塁から犠飛で1点を失うも、最少失点でしのいだ。プロ初勝利の前回を上回る自己最多9奪三振と、成長した姿を披露した。調整登板した6月24日の2軍ヤクルト戦は6回6安打3失点と打ち込まれた。だが「(1軍打者と)反応が違ったので気にしなくていいかなと」。痛打を浴びたのはカットボール。直球よりも球速が落ちる変化球に「逆にタイミングが合っちゃってた」。動揺することなく、1軍マウンドで結果を出した。

勝利の中から学びもあった。「課題もたくさん残ったので、次につなげられたら」。7回1死から3連続四球と制球が乱れ、イニングを投げきることができなかった。ベンチに戻ると、新庄監督から「攻撃が長いのにずっと立っているからバテるんだよ」と諭された。直前の6回の攻撃は、マルティネスの犠飛で6点目を奪った時点で2死となり細野はベンチ前でキャッチボールを始めたが、レイエスの2ラン、水野、矢沢の連打と攻撃が続いた。「準備不足になるのが嫌だったので2アウトになったら行ってたんですけど、そういうときにうまく休憩しながらやればよかった。いい経験になった」と収穫を口にした。

チーム事情で“投げ抹消”となるが、2軍調整しながら次回登板に備える。宿題に残した完投勝利を目指す。【永野高輔】

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