
<ドジャース1-18アストロズ>◇4日(日本時間5日)◇ドジャースタジアム
ドジャースのムーキー・ベッツ内野手(32)が、この日までに自身がホストを務める「On Base With Mookie Betts」で、23年WBC決勝を振り返った。
ロイヤルズのスター選手ボビー・ウィット内野手(25)と出演。ベッツとウィットは、同大会でともに米国代表だった。決勝の日本戦では、2-3の9回に登板した大谷翔平投手(30=当時エンゼルス)に封じられ、準優勝に終わった。ベッツは「決勝戦の8回に印象的なことがあった」と切り出した。
つづけて「ブルペンにいるショウヘイを見たんだ。その瞬間に、全体が何というか…特別になった。彼がどんな打者と対戦して、どうなったのか結果もすべて含めて当時は『ああ、負けた』って感じだったけど、でも振り返ってみると本当に特別な演出だった。神様が用意してくれたんじゃないかって思うくらい。あの場面にすべてが集約されていたね」と明かし、当時の鮮明な記憶を振り返った。
ベッツは無死一塁で大谷と対戦したが、二ゴロ併殺。続くエンゼルスのマイク・トラウト外野手(33)が空振り三振を喫し、大会連覇を逃した。
ウィットは既に26年WBC米国代表での出場を表明している。