【高校野球】昨夏の東・西東京の王者が優勝旗返還 早実・中村心大主将「今大会はゼロで抑える」

優勝旗返還をした早実の中村（左）と関東第一の越後（撮影・泉光太郎）

＜高校野球東・西東京大会：開会式＞◇5日◇神宮球場

第107回全国高校野球選手権東・西東京大会の合同開会式が5日、神宮球場で行われた。

今大会には東から138校126チーム、西は130校123チームが出場。東京消防庁音楽隊の演奏を受け、神宮のグラウンドを1周して整列した。昨夏東東京大会王者の関東第一・越後駿祐主将（3年）と西東京大会王者の早実・中村心大主将（3年）がそれぞれ優勝旗を返還した。

中村主将は「球場に入って間もなく夏大会が始まるなと全員がスイッチが入った」と引き締めた。81年の東東京時代以来となる2連覇を見据える上で、二刀流左腕は不動のキーマンだ。「初戦に向けて先を見ずに一戦、一戦を戦って2連覇を目指したい」と抱負を述べ、個人としては「ピッチングで自分としては今大会ゼロで抑えたい」と意気込んだ。