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【阪神】石井大智「休んで申し訳ない」復帰2戦目でお立ち台、特別な気づかいない投手陣仲間誇る


阪神対巨人 お立ち台で笑顔を見せる阪神豊田(左)と石井(撮影・藤尾明華)

<阪神3-2巨人>◇3日◇甲子園

阪神石井大智投手(27)が復活星を挙げた。2-2の9回に5番手で登板。キャベッジを右飛、坂本を151キロで右飛。最後は岸田を149キロで押し込んで一邪飛。魂の11球で直後のサヨナラ劇につなげた。

復帰2戦目でお立ち台へ。割れんばかりの石井コールが鳴り響いた。「1カ月弱、休んでしまって申し訳ないですけど、また甲子園で投げられてすごく幸せです。優勝した時以上に感じました、僕は(笑い)」。

最後は照れながら「勝ちマッスル」の決めせりふを披露してファンを喜ばせた。初めてお立ち台に上がった豊田と笑顔で並んだ。豊田は1軍で唯一の同学年。二重の喜びとなった。

6月6日のオリックス戦(甲子園)で痛烈なライナーを頭に当てて救急搬送された。長期離脱の可能性もあったが幸いにも順調にリハビリが進んだ。周囲のサポートがしみた。「支えてくれたから今があると思っています」。投手陣の仲間は特別な気づかいをしてこなかった。盟友・桐敷は「本当に戻ってきてくれてうれしかったんですけど、本当に普通で。それは投手陣みんなが同じ思いでした」。お帰りの言葉はあっても、病人のような接し方をする選手は皆無だった。

この日コンビを組んだ捕手の坂本も同じだ。「僕はもう、そういう目で見ていません。1人のセットアッパーとして見ていますから。特別な感情はないです。これが石井大智、と」。それが背番号69にとって何よりの「おかえり」のメッセージになる。

離脱をまたいで23試合連続無失点。石井が戻ったブルペン陣は充実一途だ。「個々のレベルがすごく高い。岩崎さんを筆頭にいろいろ考えて、惜しみなく教えてくださったりとか。若い選手は結果を残しても打たれても、すごくいい経験になる。全員が切磋琢磨(せっさたくま)している」と“仕事場”を誇らしげに語った。最強ブルペンの一員として、これから大仕事が待っている。【柏原誠】

▽阪神ネルソン(3番手で7回に登板。1回無失点)「みんな、中継ぎがゼロに抑えたのが良かったし、みんながゼロに抑えた後、こうやって最後にいい結末が待っているのは、見ていてすごく楽しかったです」

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