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【京都】勝因は「個×個」のかけ算の意識…川崎颯太「それができたからこそ」G大阪に3発快勝


明治安田生命J1リーグ第22節で、京都サンガがG大阪に3-1で勝利しました。試合は京都のMトゥーリオが先制し、彼の連続得点と後半のアシストでチームは優位に立ちました。指揮官の曺監督は、個々の選手の力を掛け合わせることで強さを発揮する「個×個」の意識が功を奏したと語り、選手全員が守備と攻撃で連携し勝利を掴んだとしています。また、サポーターの応援が選手の力になったことも強調し、ホームアドバンテージが大きく影響したと言います。京都はこの勝利で順位を3位に上げ、さらなる戦いに望む姿勢を見せています。

京都対G大阪 前半、先制ゴールを決める京都Mトゥーリオ(撮影・前田充)

<明治安田J1:京都3-1G大阪>◇28日◇第22節◇サンガS

今季サンガスタジアムで最多の2万174人の観客が集まった関西対決で、京都サンガが本物の強さを見せつけた。

立ち上がりから圧力でG大阪を上回り、ボールを奪ってから積極的に前に運んだ京都は、勢いのまま前半17分と25分にFWのMトゥーリオが連続ゴール。後半7分にもMトゥーリオのアシストからDF福田が3点目を挙げた。

一体となった戦いでの快勝に曺監督を「プラスではなく、個×個」という意識の結晶だとした。「9人頑張っても、10人目がやらなかったらゼロになってしまう、かけ算は非常におそろしい。足していけないチームだからこそ、全員が守備に顔を出して、人数を掛けて全員で攻めるっていうのは、ずっと大事に意識してきた」。これを選手も体現した。MF川崎颯太は「素晴らしい選手が何人もいるガンバだったし、そういう相手に勝つためには、個で負けないこともそうだけど、1人が負けても二の矢、三の矢が出るかどうか。今日はそれができたからこそ厚みのある守備、攻撃ができたと思うし、こうやって全員がつながっている時は全員のコンディションがいいし、パフォーマンスもいい。これを90分間暑くても続けられるようにしていなきゃいけない」と自信を深める戦いとした。

指揮官は、サポーターの後押しにも感謝した。サンガSの声量や応援の圧が増していることを問われて「強いチームというのは、ホームアドバンテージがある。サポーターが選手を勝たせる、選手はそのために走って戦うというのは、サッカーというスポーツのあるべき姿だと思う。世界中どこを見渡しても、ホームでおとなしいサポーターはいないと思うし、彼らもまだ見ていない、自分たちが到達していない景色を見たいんだっていうことを素直に現してくれていると思う。スタジアムが1つになっていくっていうことで言うと、非常にうれしい空間」と言葉にした。

この勝利で京都は、首位と勝ち点3差の3位に浮上。指揮官は「最終節の神戸戦で違う景色を見るために、1戦1戦、戦っていきたい」。古都の熱は、まだまだこれから上がっていく。【永田淳】

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