
<西武3-2日本ハム>◇28日◇ベルーナドーム
日本ハムが逆転負けを喫した。1点リードの8回にひっくり返された。デーゲームで勝利した2位オリックスとは1・5ゲーム差となった。
試合後の新庄剛志監督(53)の一問一答は以下の通り。
「惜しかったねぇ。いいゲームでしたけど。まあ(西武が)粘り強かったですよ。(8回に逆転決勝打の)長谷川くんのとこ、玉井くんの一番いいシュート攻めをしといてのスライダー(という配球を期待した)。最後、真っすぐですか。結果、真っすぐで抑えていたとしても、やっぱシュート、スライダーで打たれたら納得いくような場面っちゃ場面でしたね」
-西武先発の隅田からは2本塁打で2点
「(8回に水谷が打った5号ソロは)チェンジアップでしょ。(事前に新庄監督自身が言っていたとおり、やっぱり狙うなら)チェンジアップなんですって(笑い)。でも、やっぱ疲れも出てきてのチェンジアップだから。5回までは、なかなかあれは打てない。でもそこから、体力的な問題で腕の振りと、チェンジアップが低めに行かないってところで、水谷くんがね、しっかり捉えてくれたんで。『うわ、今日これでいけるんじゃないかな』っていう気持ちにはなりましたけどね」
-7回に追いつかれた直後に勝ち越して、いい流れのはずだった
「いい流れですけど、向こうもいい流れで来ていたから。あと1回ぐらい(イニング数が)欲しかった(笑い)。9回じゃなくて」
-6回無失点の山崎の投球は
「悪くないでしょ。十分ですよ。(継投を判断する加藤コーチが)なんか嫌な予感がしたんじゃないですか。あとはもう体力的な(面での判断)。汗のかき方だったりっていうところもある」
-昨日の今井のアクシデントも踏まえての交代だったのか
「そりゃ心配にはなりますよ。なんせ俺、マウンドでね、僕ら全員立ったことないから。あんだけ全力で投げたら、やっぱ急に体力が落ちていく可能性もあるし」
-隅田は今年まだ2本塁打しか打たれていなかった
「(日本ハムは)強いでしょ、そういうピッチャーに。だからなんとか、よそが打てないピッチャーを(打って)勝ちにつなげたかったですけどね。でもね、全部勝てるわけないし。全部負けるわけないし。もう今日は、生まれた時から今日は負ける日なんですよって決まってたような、ね。そうやって切り替えていきます」