starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【巨人】超攻撃的コンビで5打点!1番丸佳浩&2番オコエ瑠偉「動かせなくなってきた」阿部監督


巨人がDeNAを5-0で破る試合で、丸佳浩とオコエ瑠偉が大活躍し新たな1・2番コンビとして注目を集めた。この試合で、丸は4回に先制の2点適時二塁打を放ち、Okoeも6回に満塁から走者一掃の三塁打を記録。両選手で計5打点を挙げ、チームの連勝に大きく貢献した。丸は36歳にもかかわらずさらなる向上を目指し、リハビリを経て全打席出塁を果たした。一方、オコエも右肘手術から復帰し、丸の背中を追いかけ続け、見事に応えた。この試合は怪我を乗り越えた2人の連携が光る一戦となり、巨人の浮上を示唆するものとなった。

巨人対DeNA 4回裏巨人2死二、三塁、丸は先制2点適時二塁打を放つ(撮影・浅見桂子)

<巨人5-0DeNA>◇28日◇東京ドーム

超攻撃的な1、2番コンビが誕生した。1番に入った巨人丸佳浩外野手(36)は4回2死二、三塁から先制の2点適時二塁打を放つなど全5打席出塁し、2番オコエ瑠偉外野手(27)も6回1死満塁から走者一掃の適時三塁打をマーク。2人で全5打点をたたき出し、チームはリーグ戦再開後2連勝。今季ここまでの73試合で試した1、2番の組み合わせは24通り。試行錯誤の末にたどり着いた新コンビが、巨人浮上の鍵を握る。

   ◇   ◇   ◇

長いシーズンを折り返し、初戦となった今季73試合目。「動かせなくなってきたな」。試合を見つめた阿部監督は、2人の打者の働きぶりに目を細めた。24通り目となった1、2番。丸、オコエに「メークチャンスをしたり、返してくれたり」と手応えがあった。

リードオフマンが先制点を呼び込んだ。4回2死二、三塁。「それまではくさいところに来てた。そこは我慢しながら」。丸はフルカウントから、DeNAバウアーの155キロ直球をはじき返した。右中間への2点適時二塁打に、ガッツポーズも弾けた。

開幕前に右太もも負傷で戦列を離れた。約2カ月間のリハビリ期間。野球がもっとうまくなりたい、36歳でも向上できると打ち込んだ。1つが関節。種田トレーナーは「広げた可動域の中で動作を発揮する。可動性と安定性は相反しますが、どっちも頑張りました」と説く。この日は4四球含め、3年ぶりに全打席出塁と1番の役割を全うした。

2番オコエは、その背中をずっと見てきた。5月2日に右肘の手術を受け、リハビリ期間が重なった。「丸さんに追いつけ追い越せでやってこう」と汗を流した。実戦復帰、1軍復帰はともに丸が約1週間先で、くしくも打順でも丸に続く2番に座った。

6回、丸が申告敬遠で歩いて1死満塁。バウアーの初球ナックルカーブを痛烈に左中間に打ち返した。走者一掃の3点適時打。7年ぶりだった前日に続く2試合連続の三塁打となり、「いけるんじゃないかと思っていた」と今季初打点もともした。

ケガを乗り越えた新コンビで全5打点をたたき出し、貯金生活突入に導いた。シーズンの残りは約半分。1、2番の25通り目が必要なくなれば、ゴールの優勝も見えてくる。【阿部健吾】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.