
27日のリーグ戦再開に向け、各チームの現在地を紹介します! 球団別に担当記者が選んだ交流戦のMVP、今後の見どころをお届けします。
【巨人】
<交流戦のMVP>
丸が“定位置”に戻った。交流戦期間はチームトップとなる打率2割7分9厘をマークした。7日の楽天戦では6回2死から右中間へ今季1号ソロを放ち、チームの交流戦初白星に貢献。17日の日本ハム戦から1番で先発出場すると、翌18日の同戦では決勝打を放った。昨季1番で114試合にスタメン出場したリードオフマンが、リーグ戦再開後も存在感を発揮する。【水谷京裕】
<リーグ戦再開後の見どころ>
DeNA、阪神と上位勢との3連戦で再開する。直接対決でたたけば一気に上昇気流に乗れる。丸、坂本のベテランを上位打線に並べるオーダーが固まってきた。長期離脱中の岡本不在が大きな痛手だが、阿部監督は「ここにいる戦力で戦っていくしかない」と一丸を呼びかけた。キーマンは3番泉口と4番吉川。二遊間を担う2人が攻守において要となる。