
<ロイヤルズ4-5ドジャース>◇27日(日本時間28日)◇カウフマンスタジアム
ドジャースのタナー・スコット投手(30)が、1死満塁の大ピンチも試合を締めた。
5-4の9回から登板したが、1死から安打と四球で出塁を許すと、ペレスは打ち取った当たりも右翼線にポトリを落ちる不運な安打。一打逆転サヨナラ負けのピンチを迎えた。続くカグリオンを二ゴロに打ち取ると、トミー・エドマン内野手(30)から二塁ベースカバーに入ったムーキー・ベッツ内野手(32)へトス。ベッツの送球がハーフバウンドになったが、一塁手フレディ・フリーマン内野手(35)が倒れ込みながら捕球した。
薄氷の18セーブ目を手にしたスコットは「スポーツネットLA」などのインタビューに応じ「野球は簡単じゃない。素晴らしいダブルプレーで試合を締めてくれた。フレディが(18年に)ゴールドグラブを獲得したのには理由があるんだ。彼は特別な選手だよ」と、スーパーキャッチのフリーマンをたたえた。
新加入スコットは今季40試合に登板して1勝2敗、18セーブ、防御率3・46。5月は防御率7・59と不調だったが、6月は13試合に登板して2失点と安定しており、同月の防御率は1・35としている。