
<オリオールズ22-8レイズ>◇27日(日本時間28日)◇カムデンヤーズ
オリオールズ菅野智之投手(35)が本拠地でのレイズ戦で、2回に一挙6点を奪われるなど7失点で5回で降板したが、チームが猛攻で逆転し6勝目を挙げた。
初回は先頭のディアスから2者連続で空振り三振に退け、3番カミネロは1ボールからの2球目スイーパーで一邪飛に打ち取る順調な立ち上がりだった。だが2回、先頭の4番アランダにいきないカットボールをセンターへ運ばれソロ被弾。次打者を中飛に打ち取った後、6番ローにフルカウントからカットボールを右翼へ運ばれ2点目を失った。さらに2死二塁で9番ジャンセンに中前適時を許し、1番ディアスにも中前打と連続安打を浴びた後、2番ローにフルカウントからカーブをとらえられ3ラン本塁打であっという間に6点を失った。
3回は4番アランダからの打線を3者凡退に抑え立ち直りをみせたが、4回に2死で9番ジャンセンから3連打され7点目を失った。5回は無失点に抑え、5回まで86球、3被弾を含む9安打7失点、1四球2奪三振で交代。被安打、被本塁打、失点はいずれもメジャー自己ワーストだったが、6勝目(4敗)を挙げ、防御率は4・06となった。
チームは5回に8-7と逆転し、その後も6、7回にそれぞれ3点、8回に一挙7点を追加する猛攻が続き終わってみれば圧勝。2回表終了時は0-6と大量ビハインドからの大逆転劇で連敗を2で止めた。