
<西武2-5日本ハム>◇27日◇ベルーナドーム
リーグ戦再開の初戦、西武が痛い黒星を喫した。
故障からこの日に復帰したばかりの渡部聖弥外野手(22)の5号ソロなどで2点をリードして迎えた4回表、エース今井達也投手(27)がソロで1点を返され、なおも2死一、二塁のピンチに。
ここでいきなり、今井がマウンド横でうずくまるアクシデントが発生した。
6月末ながらグラウンド上はかなりの湿度に達しており、熱中症の症状が出た可能性がある。
今井はここで交代に。急きょブルペンで準備した山田陽翔投手(21)が緊急リリーフに向かったものの、連続四球の押し出しで同点に追いつかれた。
その後は山田が5回まで回またぎをし、6回にはトレイ・ウィンゲンター投手(31)、7回は佐々木健投手(29)…と総動員の展開になっていたものの、8回に甲斐野央投手(28)が1死後に連打と四球で満塁のピンチを作り、7番万波に2点適時打を浴びた。