
ソフトバンク王貞治球団会長(85)が、プロ野球球団数拡大への私案を披露した。26日に放送されたテレビ朝日系「報道ステーション」で、栗山英樹氏(64=日本ハムCBO)とともにフリーアナウンサ-のヒロド歩美(33)のインタビューに応じ、「いま12球団でしょ。あと4つぐらい増やしたい、20チームくらいにしたいね」と語った。
理由としてはMLBを例とし、「米国はチーム数が広がったからお金も払えるようになった」「野球界のお金がもうかれば給料が上がる」「そうすると野球を志す人が増えるので全てがよく回る」などと説明した。
同日は都内で開かれた野球振興などを目的とする団体「球心会」設立会見に会長として出席。今月3日に89歳で亡くなった“ミスタープロ野球”長嶋茂雄巨人終身名誉監督が生前に残していた手紙が公開される中、「王貞治は野球界のためにやるべきことがある。長嶋さんが亡くなった今、改めて心に誓いました」と決意表明していた。