
<ロッキーズ-ドジャース>◇26日(日本時間27日)◇クアーズフィールド
ドジャース大谷翔平投手(30)が、ロッキーズ戦に「1番DH」でスタメン出場。2打席目は左腕オースティン・ゴンバー投手(31)から四球を選んだ。
1点ビハインドの3回1死から9番ロハスが左中越え二塁打を放ち、1死二塁の得点圏で打席に立った。前の打席とは打って変わりゴンバーから変化球攻めをされるもフルカウントまで粘り、最後はゾーンからやや外れた外角の直球を見極めた。続くベッツの打席では暴投の間に1死二、三塁と足を絡めた攻撃でチャンスを広げると、ベッツの一塁への内野安打でロハスが生還。1-1と同点に追いつくアシストで貢献した。
標高約1600メートルの高地に位置するクアーズフィールドは、空気抵抗が少なくボールが飛びやすいとされる「打者天国」。大谷は同球場で通算5本塁打を放っている。
エンゼルス時代には、同球場で日米通算200本塁打を放ち、25日(同26日)には、松井秀喜、福留孝介に続く日本人3人目の日米通算300号を達成した。 今季は試合前時点で打率2割9分1厘、ナ・リーグ単独トップの27本塁打、51打点、11盗塁。OPS(出塁率+長打率)は1.018。