
<クラブW杯:インテル・ミラノ2-0リバープレート>◇25日(日本時間26日)◇1次リーグE組第3節◇シアトル
インテル・ミラノ(イタリア)がリバープレート(アルゼンチン)を2-0で下し、E組首位で決勝トーナメントに進出した。
FWラウタロ・マルティネスを軸に押し気味に進めながら均衡を破れない中、後半20分にMFムヒタリアンの決定機をファウルで阻止したリバープレートDFクアルタがレッドカードで退場となった。
数的優位に立ったインテルは後半27分、19歳FWフランチェスコ・エスポジトが左からのパスを冷静に決めて先制した。トップチーム初先発のエスポジト3兄弟の三男が値千金の初ゴールを挙げ、歓喜をあらわにした。そして後半38分に次男のセバスティアーノ・エスポジトへ交代し、兄弟リレーとなった。
さらに後半追加タイムの48分にはDFバストーニが追加点を決めた。リバープレートはその後、DFモンテェイエルが2枚目のイエローでレッドカードとなり、最後は9人となった。
グループ突破が有力視されていたリバープレートは、レアル・マドリード入りが決まっている17歳の超新星マスタントゥオーノがフル出場したが、決定的な仕事はできずに敗れることとなった。
結果、E組はインテル・ミラノが首位通過を決め、決勝トーナメント1回戦ではフルミネンセ(ブラジル)と対戦する。浦和を下したモンテレイ(メキシコ)が勝ち点5で2位通過し、16強でドルトムント(ドイツ)との顔合わせが決まった。