
<ロッキーズ-ドジャース>◇24日(日本時間25日)◇クアーズフィールド
ドジャース大谷翔平投手(30)が、ロッキーズ戦に「1番DH」でスタメン出場。5打席目は右腕のアンヘル・チビイ投手(22)から投ゴロに倒れた。
4点リードの8回に先頭で打席に立ち、カウント2-1からチェンジアップにタイミングを外された。
1回の第1打席は、2ボールからの速球を捉えたかに見えたが、フェンスの少し手前で捕球された。打球速度109・7マイル(約177キロ)、飛距離399フィート(約122メートル)の大きな当たりだった。
1点ビハインドの3回1死二塁で迎えた第2打席では、1ボールからのナックルカーブにタイミングを外され、左飛に終わった。
第3打席は3点リードの4回1死二塁、カウント1-2からの高めのナックルカーブにバットが空を切った。
3点リードの6回無死一塁で迎えた第4打席では、1ボールから92・7マイル(約149キロ)の速球を左翼席に運んだ。飛距離は373フィート(約113メートル)だった。2試合連続の今季27号2ランを放ち、日米通算300本塁打を達成した。
標高約1600メートルの高地に位置するクアーズフィールドは、空気抵抗が少なくボールが飛びやすいとされる「打者天国」。大谷は通算5本目で、松井秀喜、福留孝介に続く日本人3人目の日米通算300号のメモリアルアーチとなった。
今季は試合前時点で打率2割9分1厘、ナ・リーグ単独トップの26本塁打、49打点、11盗塁。OPS(出塁率+長打率)は1.014。