
下半身のコンディション不良で離脱中のDeNA林琢真内野手(24)が24日、実戦復帰へ段階を上げた。球団施設DOCKで内野ノックやフリー打撃、ロングティーなど強度を上げた練習を再開。「今日からしっかり動く予定だった。だいぶ痛みも抜けてたので順調に来ていると思います」とうなずいた。
3年目の今季は出塁率3割4分5厘、6盗塁をマーク。レギュラーが固定されていない遊撃で存在感を増していた中での負傷で、5月20日に出場選手登録を抹消。6月4日にイースタン・リーグ楽天戦(森林どり泉)で実戦復帰するも、再発していた。
以降は再びリハビリ班で調整。「1年間、出続けることの難しさを改めて痛感しましたし、もう1度コンディショニングとか、日々のケアの方法は考えてます」ときっかけになった。
母校の駒大はこの日、東都大学リーグの入れ替え戦に勝利して3季ぶりの1部昇格を決めた。「在学していた時から駒沢は入れ替え戦争いをするようなチームじゃないとコーチからも言われていた。僕たちもできてないですけど、1部で優勝目指してやってほしい」とエールを送り、自身についても「1日でも早く試合に出られる準備をしたい」と復帰を見据えた。【小早川宗一郎】