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【新潟】入江徹新監督「新潟はJ1にいなければならない」就任会見で涙の決意表明


アルビレックス新潟の入江徹新監督(47)の就任会見が23日に行われ、新体制が始動しました。新潟は現在J2降格圏の18位に位置し、入江監督はチームの立て直しを急務としています。彼は「今までやってきたことプラス、修正すべき点を明確にし、自分たちの強みを活かす」と述べ、特にボールをつなぐ戦術のブラッシュアップを目指しています。入江監督は17年にわたり新潟の指導者として活動しており、「新潟をJ1に残留させたい」と熱意を見せました。また、かつて「ミスター・アルビレックス」として知られる本間勲がコーチに就任し、入江監督をサポートします。新体制での初陣は25日の川崎フロンターレ戦です。

新潟の入江新監督 (アルビレックス新潟提供)

アルビレックス新潟の入江徹新監督(47)の就任会見が23日、デンカビッグスワンスタジアムで行われた。

同日に退任した樹森大介前監督(47)の後任で、トップチームコーチから昇格した。

入江監督はこの日の非公開練習からチームを仕切り始めた。自身の監督としての初練習を前に「今までやってきたことプラス、修正しなければならない部分、自分たちの強みを明確にしていこう、と選手に話した」と言う。

新潟は20試合を終えて4勝7分け9敗の勝ち点19で、J2降格圏の18位に沈んでいる。今後の戦い方について「ベースにあるビルドアップをしっかり続けて行く。そこに磨きをかけたい。ちょっとしたところの修正が必要だが、やってきたことに間違いはない。自分たちの武器を、自信を持ってやれるように」と、ボールをつなぐスタイルのブラッシュアップを今後の方針に掲げた。

08年の新潟ユース(現新潟U-18)のコーチを皮切りに、下部組織の監督、トップのコーチなど、新潟の指導スタッフを務めて今季で通算17年目。チームへの思いは強い。「粘り強くあきらめずに戦うのが、今まで培ってきた新潟の歴史。そこを土台にして、やることをやる」と強調した。

キャリアの中で初めてトップチームの監督を務める心境を語ると、思いがあふれた。「選手を引退した後、声をかけてくれたのが新潟だった。そこから指導者としてスタートできた。これだけ温かいサポーターがたくさんいる。こういうクラブは日本のトップにいなければならない。今年は苦しいが、絶対にJ2に落とせない。J1にいなければならない。チーム一丸となって、まずは残留に向けてしっかりやっていきたい」と涙ぐみ、声を詰まらせた。

初陣は25日のアウェー川崎フロンターレ戦。「まだ暗くなる状況ではない」と前を向いて指揮を執る。

○…会見に同席した中野幸夫社長(69)は監督交代を決断したのは22日と明かした。「降格圏内にいる現実と、残り18試合でJ1の位置を確保するためにどうあるべきかと考えた」。樹森前監督については解任だったという。「入江監督はこのチームへの思い入れと、コーチの経験がある。そちらにかじを切った」と話した。新監督就任に合わせて、現役時代に「ミスター・アルビレックス」と称され、ファンの人気も高い本間勲強化本部スカウト(44)がコーチに就任。寺川能人強化本部長(50)は「(入江監督の)全面的なサポートをしてもらう。いろいろなところに気を使えるし、選手ともスタッフとも会話ができる。間に入って感じたことを伝えられる」と起用の狙いを話した。

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