
西武は23日、タイラー・ネビン外野手(28)と26年シーズンからの2年契約を新たに締結したと発表した。
来日1年目のネビンは今季、ここまでチームの4番打者として68試合に出場し打率2割6分9厘、5本塁打、32打点をマーク。当初は左翼手として構想されていたものの、一塁で固定され、チームを救う守備も見せてきた。人間性も高く評価されている。
広池浩司球団本部長(51)は「勝負強い打撃、堅実な守備、献身的でリーダーシップもある人間性も含めて、今のライオンズに絶対に欠かせない戦力であり、来季以降も間違いなく必要な存在であると判断しました。早い時期に契約が合意できたことを大変うれしく思います。長くライオンズの中心選手として活躍してもらいたいです」と、高い評価をコメントした。
ネビンは「来日した日から自分のことを信頼し、支えてくれたチームメートやスタッフ、ファンの皆さま、心から感謝します。残りのシーズンがより素晴らしいものになることに努め、目の前の1戦に集中していきます。そして新たな2年も楽しみで仕方ありません」と契約継続を喜んだ。
西口文也監督(52)も「チームを引っ張ってくれて、みんなのことを考えてくれる本当に手本となる選手です。守備、打撃の両方で貢献度が高く、チームのために、という気持ちが現れていて素晴らしい選手です」と評価している。