
<クラブW杯:Rマドリード3-1パチューカ>◇22日(日本時間23日)◇1次リーグH組◇第2節◇シャーロット
FIFAクラブワールドカップ(W杯)は22日、1次リーグ第2戦が行われ、H組のレアル・マドリード(スペイン)はパチューカ(メキシコ)を3-1で下し、今大会初勝利を挙げた。
シャビアロンソ監督の初陣となった18日のアルヒラル(サウジアラビア)戦は1-1で引き分けていた。2連敗のパチューカは敗退が決まった。
エースFWエムバペが体調不良で欠場したRマドリードは、前半7分にDFラウル・アセンシオが決定機阻止で一発退場。苦しい立ち上がりとなったが、それでも同35分にMFベリンガムが先制。左サイドからパスを受け、左足で正確にゴール右隅に蹴り込んだ。
前半43分にはDFアレクサンダーアーノルドの右からのクロスをFWゴンサロ・ガルシアがペナルティーエリア内でワンタッチで落とし、最後はMFギュレルが右足で流し込んだ。
その後は守護神のGKクルトワが相手の強烈なミドルシュートをストップするなど好守を連発。後半25分にはMFブラヒム・ディアスの右からの浮き球のパスに走り込んだMFバルベルデが右足で合わせてリードを広げた。後半35分に1点を返されたが、そのまま勝ちきった。
枠内シュート3本で3ゴールを奪い、守ってはGKクルトワが10本のシュートセーブを記録した。就任後の公式戦初勝利となったシャビアロンソ監督は「非常に長い試合になるだろうと覚悟しましたが、我々は成熟したプレー、知性、犠牲、そして規律を持ってうまく乗り越えることができた。10人で3-1の勝利は素晴らしいこと」と語った。