
<ドジャース13-7ナショナルズ>◇22日日(日本時間23日)◇ドジャースタジアム
ドジャースがマックス・マンシー内野手(34)の逆転満塁弾などで逆転勝利した。
この日は先発の大谷翔平投手(30)が、16日(同17日)以来の二刀流マウンド。1イニングを18球、無安打無失点2奪三振で2回からベン・カスペリアス投手(26)へマウンドを譲った。
カスペリアスは3回2死走者なしから四球と安打でピンチを招くと、ローに先制3ランを被弾。打線も先発ソロカに5回までに10三振を喫し、敗戦ムードが漂った。
6回に打線がついに奮起。先頭のダルトン・ラッシング捕手(24)が二塁打を放つと、続く大谷が四球。1死一、二塁からフレディ・フリーマン内野手(35)の安打で満塁とすると、スイッチした左腕フェレールからマックス・マンシー内野手(34)が、逆転のグランドスラムを放った。
マンシーの一振りで、試合の空気は一変。7回も四球と安打、失策で無死満塁とすると、大谷が一塁線を破る走者一掃の適時三塁打を放った。さらにムーキー・ベッツ内野手(32)の適時打、マンシーの2打席連発となる11号3ランで大きく突き放した。
大谷の後を受けた投手陣は、カスペリアスが5回3失点と粘投。7回からはアンソニー・バンダ投手(31)やルー・トリビノ投手(33)らがリードを守った。
大谷は第1打席から空振り三振、空振り三振、四球、3点適時三塁打。
投げては最速98・8マイル(約159キロ)。前回登板とは組み立ても大きく変わり、前回8球を投じたツーシームは投げず、新たにカットボールを2球試投した。全18球のうち、多い順からスイーパーが7球、直球が6球、スプリットが3球、カットボールが2球だった。