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【山形】佐藤尽暫定監督が初白星で連敗ストップ、ディサロ燦シルヴァーノ2戦連発


モンテディオ山形は、秋田との東北ダービーで3-2の逆転勝利を収め、連敗を4で止めました。新監督佐藤尽の初陣での白星で、スタジアムは山形の「モンテブルー」に包まれました。特に、途中出場のFWディサロ燦シルヴァーノが活躍し、2-2の状況から鮮やかな決勝ゴールを決めました。この勝利は、連敗で苦しい状況にあった山形にとって重要なもので、5月以来のリーグ戦勝利となります。一方、秋田は2-1リードを一時得ていたものの、最終的に敗北を避けることができず、吉田謙監督は今後の強化に意欲を示しました。

山形ディサロ燦シルヴァーノ(左から2人目)(2025年撮影)

<明治安田J2:山形3-2秋田>◇22日◇第20節◇ソユースタジアム

モンテディオ山形が秋田との“東北ダービー″を3-2の逆転勝ちで制し、リーグ戦の連敗を4で止めた。16日付で解任が発表された渡辺晋監督(51)に代わり、暫定で指揮を執る佐藤尽監督(50)の初陣を白星で飾った。

両者のチームカラー青一色で染まったスタジアム。土砂降りの雨の中、歓喜に湧いたのは「モンテブルー」だった。終了を告げる長いホイッスルとともに佐藤監督は大きくガッツポーズ。「ホッとしているのが正直なところです」と一息ついた。「選手が失点しても取り返して、最後は逆転してくれたので、本当に頼もしい限りです」と話した。

最後はこの男が決めた。後半23分から出場したFWディサロ燦シルヴァーノ(29)が2戦連発だ。2-2の同41分、センターサークル付近からのパスをドリブルでペナルティーエリア内に運び、そのまま右足で押し込む決勝弾。「パスを受けてからはゴールを狙うことだけしか考えてませんでした」と振り返った。

まさに1週間前と同じシチュエーション。前節仙台との“みちのくダービー″でも2-2の後半23分からピッチに入った。そのわずか8分後に勝ち越し弾も、その後2失点。ホームで屈辱的な敗戦を喫した。だが、この日は違った。「前節は勝利につながらず悔しい思いをしましたが、今日は決勝ゴールになって良かったです」と笑顔で話した。

長すぎる足踏みが続いた。チームは5月6日大分戦以来、6試合ぶりのリーグ戦勝利。一時はJ3自動降格圏内に迫る17位まで沈んだ。コーチ時代も含め3年半をともにした渡辺監督は解任された。1点目を決めたMF坂本亘基(26)の目からは涙があふれ出た。これがゴールではない。山形は、ここからはい上がる。【木村有優】

○…秋田はエースの勝ち越し弾もむなしく散った。1-1の後半21分にFW小松蓮(26)のリーグ単独トップとなる10ゴール目で勝ち越しに成功。だが、その後2失点し、ホームで勝利を飾ることはできなかった。吉田謙監督(55)は「自分の指導不足です」と肩を落とした。「積極的にやってくれていたので、さらに強く、積極的なプレーができるように調整していきたいです」と前を向いた。

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