
<巨人-西武>◇22日◇東京ドーム
西武の先発武内夏暉投手(23)が渾身(こんしん)のフルスイングで右犠飛を放ち、プロ初打点を挙げて貴重な先制点をもたらした。
0-0の2回、先頭の源田が右翼線へ二塁打、炭谷が四球、仲田が中前打で無死満塁と好機を拡大すると、投手の武内に打席が回ってきた。
初球から巨人先発戸郷の直球をフルスイングで空振り。打つ気持ちを前面に出した武内のたたずまいに場内からはどよめきが起こった。続く2球目148キロ直球もフルスイング。捉えた打球は右方向へ高々と上がり、もう少しで本塁打かという当たりに。犠飛には十分な深さの右犠飛となり、三走源田が生還。プロ通算5打席目でプロ初打点をマークし、自らのバットで先制点を生み出した。
Xでは「スイングめちゃ良い」「強打者のスイング」「フォロースルーが大谷翔平」「十分すぎる」といった声が寄せられた。