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【クラブW杯】浦和、インテルに土壇場で決勝点許し1-2敗北…渡辺凌磨が先制点も及ばず2連敗


浦和レッズは、FIFAクラブワールドカップでインテル・ミラノに1-2で敗れました。試合は浦和のMF渡辺凌磨が先制点を挙げ、優位に立ちましたが、後半にインテルのラウタロ・マルティネスの巧みなゴールで同点に追いつかれます。そして、試合終了間際にバレンティン・カルボーニが決勝ゴールを奪い、浦和は逆転負けを喫しました。浦和は序盤から積極的なプレーを見せ、インテルの猛攻をしのぎながらも奮闘しました。次戦でメキシコのモンテレイと対戦し、決勝トーナメント進出を目指します。スコルジャ監督はリバープレート戦と同じメンバーを起用しました。

先制点を挙げ喜ぶ浦和MF渡辺凌磨(AP)

<クラブW杯:インテル・ミラノ2-1浦和>◇21日(日本時間22日)◇1次リーグE組◇第2節◇ルーメン・フィールド(シアトル)

日本から唯一FIFAクラブワールドカップ(W杯)に挑む浦和レッズが、欧州チャンピオンズリーグ(CL)準優勝のインテル・ミラノ(イタリア)と1-2で敗れた。

前半11分にMF金子拓郎(27)のドリブル突破からMF渡辺凌磨(28)が右足でゴールを奪った。粘り強く戦い番狂わせのムードさえ漂ったが、後半33分にアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスのスーパーゴールによって同点とされた。さらに後半47分にバレンティン・カルボーニに決勝点を奪われた。

健闘及ばず、これで1分け1敗の勝ち点1。決勝トーナメント進出(16強)の可能性を残し、25日(日本時間26日午前10時)の第3戦でモンテレイ(メキシコ)と対戦する。

スコルジャ監督は、1-3と敗れた初戦のリバープレート(アルゼンチン)戦と同じ先発メンバーを送った。GK西川、DFラインは左から長沼、ホイブラーテン、ボザ、石原。ボランチはグスタフソンと安居。2列目は左から渡辺、マテウス・サビオ、金子、そして1トップは松尾。

相手はアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスが前線に構え、FWエスポジト、MFディマルコ、バレッラというイタリア代表らが固めた。試合開始から戦前の予想通り、インテル・ミラノがボールを握り、自陣に押し込まれた。

だが気後れすることなく、浦和は勇敢に戦い、チャンスを待った。そして前半11分、ファーストチャンスを物にした。

右サイドのスローインから相手の緩慢な守備を突き、金子がドリブルで2人を巧みにかわしてゴールライン際までえぐり、ゴール前へマイナスのパス。松尾が縦への動きで相手を釣ると、後方から渡辺が現れて右足シュート。相手選手の足に当たりながらゴール右隅へ。名手ゾマーの壁を破り、先制ゴールとなった。

インテルの攻勢を受けた。左右から波状攻撃を仕掛けられ、次々とゴール前へクロスボールが入ってきたが、全員が集中力を切らさずはね返した。相手シュートには素早く飛び込み、決定的なチャンスを与えなかった。

前半だけで9本のシュートを打たれた。唯一、前半19分にラウタロ・マルティネスに放たれたヘディグシュートがクロスバーを直撃する場面があったが、それ以外は常に相手と競り合い対応できていた。一方的に押し込まれながらも守備でリズムを作り、1点リードで後半へ持ち込んだ。

粘り強いディフェンスは切れなかった。前半同様にボールを握られ、ハーフコートゲームとなった。押し込まれ、クロスボールが次々とボックス内へ飛んできたが、ホイブラーテン、ボザが競り、浮き球のルーズボールには守護神・西川が飛び出しキャッチする。「空間を閉じる」守りを実践。ボール支配率はインテルが8割を記録するほど。それでも焦れずに守った。

後半25分には渡辺のボールカットからカウンターを仕掛けた。松尾のパスを受けた渡辺が右足シュート。ゴール上に外れたが、戦い方は徹底していた。その1分後にはムヒタリアンのシュートに渡辺が素早く寄せてコースを切った。決定的な場面だったが、ボールはゴール左へわずかに外れた。この渡辺だけでなく、チーム全員が攻守に走り続ける。労を惜しまない組織的な戦い方が光った。

しかし後半33分、相手のスーパープレーによって1-1の同点とされた。左CKから鋭いボールが入ると、マークを受けながら、ゴールを背にラウタロ・マルティネスが右足のオーバーヘッド気味のボレーでゴールへたたき込まれた。人数はそろい抜かりはなかった。それでもゴールが決まった。世界的スターの2試合連続のゴールによって試合は振り出しに戻された。

浦和は直後にFWチアゴ・サンタナを投入し、再びワンチャンスをうかがった。インテルに終盤も攻め込まれた。初戦をモンテレイと1-1で引き分けたインテルにとっても、勝ち点3が求められる一戦。耐える時間が続いた。

このままドローで決着かと思われたが、後半47分にゴール前のこぼれ球をカルボーニに冷静に右足で押し込まれた。土壇場で逆転され、このまま試合終了となった。

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