
<日本生命セ・パ交流戦:巨人5-2西武>◇21日◇東京ドーム
勝利ペースと思われた西武が痛い連敗を喫した。
アンダースロー右腕の与座海人投手(29)が巨人打線を幻惑し、6回まで2安打に抑える投球。6回裏の攻撃中も、途中から7回のマウンドに備えてベンチ前でキャッチボールを始めていた。
しかし7回の攻撃が下位打線へのチャンスにつながっていくと、西武ベンチは代打攻勢を準備。その中で7回裏のマウンドには、西口文也監督(52)は最終的に甲斐野央投手(28)を送り出した。その後、西口監督がベンチ内で豊田清投手チーフコーチ(54)と何やら話す場面があった。
甲斐野は1死を奪ったものの、四球と連打で2-2の同点に追いつかれ、さらに2走者を置いて代打増田陸に3ランを被弾。一気に流れを持っていかれた。
打線は4回に長谷川信哉外野手(23)の適時三塁打などで2点を先制したものの、それ以上に点差を広げることができなかった。