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【阪神】10試合連続無失点の及川雅貴打たれ3連勝逃す「もうモイネロと当たることはない」藤川監督


阪神はソフトバンクとの交流戦で接戦を演じたが、1-2で延長10回に敗れた。先発の村上頌樹が8回を1失点に抑える力投を見せ、打線もソフトバンクのモイネロから8安打を放つも、得点は大山悠輔の同点打のみにとどまった。決勝点を許したのは延長10回、3番手の及川雅貴で、2死三塁から代打石塚に勝ち越し打を浴びた。試合後、藤川監督は及川を責めず、次戦に向けて前向きなコメントを残した。阪神はソフトバンク戦で4シーズン連続負け越しの状況だが、残る2試合で意地を見せたい。

阪神対ソフトバンク 阪神3番手の及川(撮影・上田博志)

<日本生命セ・パ交流戦:阪神1-2ソフトバンク>◇20日◇甲子園

ええ試合やったけど…。阪神が「日本生命セ・パ交流戦」で交流戦首位を走るソフトバンクを相手に力尽きた。先発村上頌樹投手(26)が8回1失点と好投。打線も難敵モイネロに8安打を浴びせたが、1点を追う5回に5番大山悠輔内野手(30)の同点打で1点を奪うのが精いっぱい。最後は10回表2死三塁、3番手の及川雅貴投手(24)が勝ち越し打を浴びた。ソフトバンク戦は20年から昨季まで4シーズン連続でカード負け越し中。残り2戦、意地の2連勝で交流戦を締めたい。

   ◇   ◇   ◇

右中間最深部で大飛球が弾むと、甲子園に悲鳴にも似た声が響いた。10試合連続無失点を続けてきた3番手及川が、ソフトバンク打線に捕まった。1-1の延長10回表にマウンドへ。2死三塁、代打石塚に勝ち越し二塁打を浴びた。

及川は「守備に助けられながらも粘れなかった。反省です」と振り絞った。自身11試合ぶりの失点。リリーバーとしてゼロでバトンを渡せず、唇をかみしめた。今季11試合目の延長戦を制せず、3連勝を逃した。DeNAが負け、勝てば2位と今季最大4・5ゲーム差となっていた一戦を落とした。それでも藤川監督は「全部(無失点は)は無理だから。また明日から普通にやってくれればね。1点でちゃんと帰ってきている。最後まで投げきるというのは重要ですから、いい結果で最後帰ってきましたから」と左腕を責めなかった。

序盤は今季開幕戦を託した村上が8回1失点。ソフトバンク先発モイネロとの1-1の投手戦を終盤まで演じた。指揮官も「本当に素晴らしかったですね。いい投げ合いだったけど、最後ね、白黒つかなかったですけど、良かったと思います」とエースの123球の熱投に納得の表情をのぞかせた。

打線は難敵モイネロに8安打を浴びせながら、5番大山の同点打のみに終わった。「下からの6番以降のところがいい形でいきながらで、もともとの上位につなぐことはできていたんですけど。これまた、モイネロ投手と当たることはないですからね。これもう帰ってこないので、明日に向かうのみというぐらいですね」。指揮官は最後、静かに次戦をみすえた。4シーズン連続で負け越しているソフトバンク戦で、交流戦2連勝締めを狙う。【伊東大介】

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