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松井裕樹が守護神退場の緊急登板でメジャー初セーブ「打ってみろっていう気持ちで…」/一問一答


パドレスの松井裕樹投手が、ドジャースとの試合で緊急登板し、メジャー初セーブを記録しました。試合は9回表、ドジャースが5対2でリードする中、松井は2死三塁の状況で登板。スアレスが大谷翔平に死球を与えて退場し、松井にピンチが回りました。しかし、プレッシャーの中で冷静に対応し、最終的にラッシングを三振に仕留め試合を締めくくることに成功しました。試合中に多くの死球があり、一部の監督が退場するなど荒れた試合でしたが、松井は「荒れた試合の中で勝ててよかったです」とコメント。彼自身は控えめに「たまたま」と語りましたが、その投球はチームの勝利に貢献しました。連戦が続く中、再対戦に向けてさらなる活躍を目指しています。

ドジャース対パドレス 試合に敗れ引き揚げるドジャース大谷。手前はパドレス7番手で試合を締めた松井(撮影・滝沢徹郎)

<ドジャース3-5パドレス>◇19日(日本時間20日)◇ドジャースタジアム

パドレスの松井裕樹投手(29)が、不穏な空気が漂う一戦で緊急登板し、メジャー初セーブをマークした。

パドレスが5-2とリードした9回2死三塁、守護神スアレスが3ボールから大谷翔平投手(30)の右脇腹へ死球。この日は死球を巡って9回表にシルト監督とロバーツ監督が退場処分を受け、警告試合が宣告されており、スアレスは退場となった。

松井はこの場面でスクランブル登板すると、ロハスに四球。ラッシングへカウント2-2からワンバウンドのスイーパーを投じたが、これが捕手マルドナドのプロテクターの中に入り、捕手の失策で1点を許した。

それでも松井は、フルカウントから直球でラッシングを空振り三振に仕留め、試合を締めくくった。これがメジャー初セーブとなった。

【松井の一問一答】

-メジャー初セーブ

「いや、いくと思ってなかったので。ちょっと今も何がなんだかわからないですけど、こういう荒れた試合の中で最後、なんとか勝ててよかったです」

-どんな気持ちでマウンドへ

「いや、どんな気持ちも何もっていう感じで。なんて言うんですかね、流されることなくしっかり準備させてもらったので。なんとか抑えられました」

-ピッチングを振り返って

「いや、もう何が良かった、悪かったっていうのは今ないんですけど。とにかく勝ちをこぼさずに、試合が終わってよかったです」

-最後はラッシングを三振

「もう正直あそこは真っすぐしか投げるボールがなかったので。打ってみろっていう気持ちで投げました」

-メジャー初セーブは記念に

「それは緊急登板だったので、たまたまなんですけど。やっぱりこういう緊迫した場面で抑えていくのが本当に中継ぎの醍醐味(だいごみ)だと思いますし、そういうところで使ってもらえるように、毎日やってるので。ゼロっていう数字を積み重ねて、緊急登板じゃなくても、そういうところの場面に名前を呼んでもらえるように。ゼロという形を積み重ねていきたいなと思ってます」

-今季ここまでの投球は

「オフからいろいろチェンジした部分だったり、キャンプからやってることが出せたり出せなかったりというか、一進一退の中でいろいろ取り組みながらやってますし。本当にブルペンの後ろのメンバー含め、みんな刺激になる素晴らしい仲間なので、なんとか負けないように頑張っていきたいです」

-打倒ドジャースへの意気込み

「8月までドジャース戦はないですけど、その時までしっかりゲーム差を詰めていって、そこでいい戦いができるように。連戦が続いてるので気を引き締めて。明日からまたやっていきたいと思います」

【4連戦での死球などを巡る経過】

◆16日:パ軍シースが2-3の4回1死一塁、ド軍パヘス(第1打席で二塁打)の左肘付近に死球→パヘスがシースへ声を荒らげる

◆17日:ド軍トリビノが2-1の3回無死二塁、パ軍タティスの背中に死球→両軍静観

◆17日:パ軍バスケスが3-2の3回1死、大谷の左太もも付近に死球→警告試合が宣告されロバーツ監督が猛抗議で退場。パ軍側は故意死球を否定。

◆18日:ド軍シーハンが0-1の3回2死、パ軍マチャドへカウント1-1から顔面付近へすっぽ抜け→マチャドは声を発し、捕手ラッシングへ意味深なウインク。

◆18日:ド軍サウアーが8-3の7回無死、パ軍イグレシアスへ死球→両軍静観

◆18日:パ軍コレックが1-3の7回無死一塁、ド軍パヘスの左肩に死球→両軍静観

◆19日:ド軍トリビノが0-3の7回1死二塁、パ軍ジョンソンに2ボールから死球→両軍静観

◆19日:ド軍トリビノが0-3の7回2死二、三塁、パ軍タティスへ厳しい内角球→シルト監督が声を上げる

◆19日:ド軍リトルが0-5の9回無死、パ軍タティスの左手首付近へ死球→シルト監督とロバーツ監督がホームベース付近で激しい口論、両軍選手とスタッフが入り乱れる。警告試合、両指揮官は退場処分。

◆19日:パ軍スアレスが5-2の9回2死三塁、3ボールから大谷の右脇腹へ死球→大谷は右手を上げて荒ぶるチームメートを抑える

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