
<日本生命セ・パ交流戦:阪神2-0ロッテ>19日◇甲子園
阪神が本拠地甲子園で接戦を制し、7連敗の後に2連勝とし3カードぶりの勝ち越しを決めた。
先発のジョン・デュプランティエ投手(30)は、来日初の完投&完封勝ちで3勝目。阪神の外国人選手の完封は19年ガルシア以来、6年ぶり。右投手では17年メッセンジャー以来、8年ぶりとなった。
序盤は打たせて取る投球で、3回2死三塁のピンチは寺地を二ゴロに仕留めて切り抜けた。4回先頭の池田相手にこの日初三振をマークすると、6、7回と6者連続三振を奪うなど、尻上がりに調子を上げた。
先制は4回、小幡竜平内野手(24)が先頭で中前打で出塁。続く坂本誠志郎捕手(31)の詰まった当たりは中前打となり、1死一、二塁からロッテ先発種市の犠打野選で満塁とチャンス拡大。ここで1番近本光司外野手(30)が、左翼へ先制犠飛を放った。
さらに7回2死一、二塁で大山悠輔内野手(30)が4試合ぶりとなる中前適時打を放ち、ダメ押しした。
20日からは交流戦最終カード、首位ソフトバンクとの3連戦。リーグ戦再開へ負けられない戦いとなる。