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【広島】新井監督、左腕前田純にも大盛穂を1番起用「昨日の結果で彼が勝ち取った」/一問一答


広島カープが18日の試合でソフトバンクを8-4で破り、最大4点のリードを逆転して3連敗を脱した。特に注目されたのは、6回にファビアン選手が満塁ホームランを放ち、チームに逆転の勢いをもたらしたこと。新井貴浩監督は、ファビアンのホームランを「素晴らしい」と称え、彼を2番打者として起用したことが成功した点を語った。また、中継ぎ投手陣による無失点リレーで、試合の流れを引き寄せることができたと述べた。特に高橋投手は4年ぶりの勝利となり、監督も喜びを示した。試合を通じての選手たちのパフォーマンスと戦略の適応が勝因となった。

広島対ソフトバンク カメラマンに向かってポーズを決める高橋(左)とファビアン(撮影・加藤孝規)

<日本生命セ・パ交流戦:広島8-4ソフトバンク>◇18日◇マツダスタジアム

広島が最大4点差から逆転して、連敗を3で止めた。5回に2点を返して迎えた6回。1死満塁からファビアンが左翼席に来日初のグランドスラムをたたき込んだ。さらに7回に矢野の2点打で突き放した。先発大瀬良は2回に投手前田純に2点先制打を浴びるなど、今季最短タイの4回降板。その後6回まで無失点投球の高橋が4年ぶり勝利となり、7回からは森浦、栗林、ハーンと勝ちパターンで逃げ切った。交流戦の勝率を5割に戻し、シーズン戦績でも貯金1。試合後の新井貴浩監督(48)の主な談話は以下の通り。

- ファビアン選手が逆転の満塁本塁打

新井監督 すごいホームランだったですね。キクが先頭でて、野間もつないで大盛もね、しっかり選んで。ちょっと興奮しました。素晴らしいホームランだったと思います。

- 中継ぎ陣が無失点リレー

新井監督 (高橋)昂也の2イニングというのはすごく大きかったですよね。あそこでまた点を取られてしまうと試合が決まってしまいかねない状況で。本当よく止めてくれたと思います。

- ファビアン選手の2番起用は

新井監督 それは今日、打撃コーチから「状態のいい打者を前に上げてください」とお願いがあったので。本当それがはまりましたね。

- ファビアン選手はどの打順でも適応力をみせる

新井監督 そうやね。あまり余計なことを考えずに自分のスイングをする。どこの打順に入っても自分のスイングをすることができていると思います。今日、初めて2番に入ったけど、今までと変わらずにどんどんアグレッシブに振って行ってくれていたので。ナイスバッティングですね。しびれました。

- 左腕前田純投手に対しても1番は大盛選手を起用

新井監督 そこは昨日も唯一、2本打っているしね。左投手でもスタメンというのは、昨日の結果で彼が勝ち取った、今日の1番だったと思います。今日もよかったと思います。

- 高橋投手が勝ち投手

新井監督 何年ぶり? 4年ぶり? 昂也は自分も現役時代に被っているし、けがもあっていろいろ苦労もあったと思う。彼もうれしいと思うし、自分もうれしいです。

- 先制点の取られ方はもったいなかった

新井監督 そうやね。あそこは、ちょっとまだ試合後なので確認できていない。あの場面は、バッテリーがどういう考え、意図があったのか。どういう精神状態でああなったのかというのを、またコーチに確認してからになるね。

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