
<日本生命セ・パ交流戦:広島10-0西武>◇8日◇マツダスタジアム
広島が今季最多タイ16安打2桁10得点で西武に大勝し、今季4度目の同一カード3連勝とした。
1回にファビアンの6号ソロで先制すると、4回には矢野の1号2ランで加点した。5回は打者一巡の猛攻で7安打4得点。その後も攻撃の手を緩めずに西武を突き放した。先発森は中盤まで得点圏に走者を進めながら無失点で切り抜けると、大量援護を背に最後まで1人で投げ抜いた。プロ初の完投勝利を完封で飾り、自己最多タイの4勝目。試合後の新井貴浩監督(48)の主な談話は以下の通り。
◇ ◇ ◇
-森投手がプロ初完封
新井監督 ナイスピッチングだったと思います。3勝してからしばらく勝ちがなかったんですけど、素晴らしい完封だったと思います。ナイスピッチングです。
-打線がつながった
新井監督 昨日といい、今日といい、しっかりみんないいスイングできていましたし、いい攻撃だったと思います。
-ファビアン選手が攻撃を勢いづけた
新井監督 いっときちょっと状態が落ちて来たんですけど、またここに来てちょっと上がったきたなという印象です。いいスイングだったと思います。
-矢野選手が本塁打
新井監督 ハハハ。ビックリしましたね、よくしゃべっていました。よーくしゃべっていましたねー。1、2週間はうるさいと思います。素晴らしいホームランだったです。
-矢野選手は打撃では苦しんでいた
新井監督 苦しんでいたと思うけど、彼自身前向きにしっかり練習していますし。打撃で苦しんでいたけど守備は切り替えてしっかりできていましたので、そんなに気にはしていなかった。
-打線は初見の相手先発を3試合連続で攻略した
新井監督 そうやね。この3つはいい投手ばかりだったので、初見の打者もいる中でこう点が取れていることはすごくいいことだと思います。また、走塁の方もね。打つだけで崩したわけではないので。走塁でもプレッシャーをかけながらだったので、いい攻撃ができているなと感じました。
-森投手は投球内容や点差から最後まで投げさせたのか
新井監督 そうやね。やっぱり本人も投げたいでしょう。完封というのはすごいこと。なかなかできることじゃない。球数もいったから1点でも取られたら代えようと思っていましたけどね。雨も降る中、素晴らしいピッチングだったと思います。自信にしてもらいたい。