
<日本生命セ・パ交流戦:DeNA4-2西武>◇18日◇横浜
DeNA打線が、つなぎにつないで僅差の一戦を制し、連敗を5でストップした。
前夜には西武今井に球団ワースト17三振で2安打完封負け。5連敗に沈んでいたが、この日は初回から打線が奮起した。
好投手・隅田に対して1回1死から蝦名が内野安打、佐野が右前打でつなぐと、主将の牧が左前への先制適時打。「先制点のチャンスだったので積極的にいこうと決めていました」と振り返った。
2回に先発ジャクソンが山村に逆転2ランを浴び、再びリードを許す展開に。2度の犠打失敗などもあり、悪くなったリズムを打破したのはまたしても中軸だった。
5回1死から佐野が左前打、牧が四球でつなぐと、宮崎が右中間へ2点適時二塁打。一走・牧は打球処理にもたついている間に本塁に生還し、地面をたたきつけて喜びを爆発させた。
5連敗中は54三振を喫して6得点と苦しんでいた打線だったが、隅田を5回7安打3失点でマウンドから引きずり下ろした。8回には宮崎が敵失で出塁し、代走三森が二盗成功。度会が進塁打でつなぎ、山本が犠飛で4点目を追加した。
先発ジャクソンも110球の粘投で6回5安打2失点で今季本拠地4試合目で初勝利。「今日は変化球でストライクを取れずに苦労しました。ただストレートとチェンジアップが良かったので、この2球種を使うことで粘りの投球ができました」と役割を果たした。
新スペシャルイベント『推せ推せ!YOKOHAMA☆IDOL SERIES 2025』の第2戦として行われた一戦。人気アイドルグループ「=LOVE」が登場し、メンバーで熱烈なベイスターズファンの瀧脇笙古は、セレモニアルピッチでノーバン投球を披露し、「連敗を止めて今日を機に勝利の女神になりたいと思います」と話していた。勝利の女神のおかげ? もあり、DeNAが今季最長タイの5連敗から脱出した。