
<高校野球茨城大会・組み合わせ抽選会>◇18日◇ザ・ヒロサワシティ会館
第107回全国高校野球選手権茨城大会(7月5日開幕)の組み合わせ抽選会が行われた。春の茨城大会で優勝し9年ぶりの優勝を狙う常総学院、連覇を狙うBシード霞ケ浦が中心。昨秋茨城大会を制したつくば秀英、春準Vの境、藤代らが後を追う。
常総学院は小技を絡めた機動力野球が武器。1番を打つ浜崎伶央主将(3年)が打線を勢いづける。投げてはエース・小沢頼人投手(3年)を中心に接戦をモノにする。
霞ケ浦はバッテリーを含め甲子園を経験したメンバーが5人残る。23年優勝の土浦日大など同ブロックに実力校が並ぶが、昨夏智弁和歌山打線を幻惑した左腕・市村才樹投手(3年)を軸に守りの野球で連覇に照準を合わせる。
昨夏準Vで惜しくも甲子園を逃したつくば秀英は打線のつながりがカギ。藤代、初優勝を狙う境ら公立勢の台頭にも注目が集まる。