
ドジャース大谷翔平投手(30)が投手として復帰した16日(日本時間17日)のパドレス戦が、MLBのインターネット配信サービス「MLB.TV」で史上最多の視聴者数を記録したと17日(同18日)、MLBが発表した。
これまでの最多だった24年のアストロズ-ヤンキースのシーズン開幕戦と比べて28%増だったという。同サービスはMLBが運営し、02年にスタートしている。
23年9月に右肘手術を受けた大谷はこの試合で663日ぶりにマウンドに上がり、先発で1回を投げ2安打1失点。28球を投げ、最速は100・2マイル(約161・3キロ)だった。降板後もDHとして出場し、4打数2安打2打点、1四球で6-3の逆転勝利に貢献した。
MLB公式サイトは「大谷の復帰登板が視聴者数を押し上げたのは間違いないが、この記録的な視聴者数は、ドジャースとパドレスのライバル関係の激しさを反映したものでもある」と、昨年の地区シリーズ以来となった因縁のカードだったことも視聴者数増の要因になったと伝えた。