
<日本生命セ・パ交流戦:広島0-2ソフトバンク>◇17日◇マツダスタジアム
広島が今季最少タイの2安打でゼロ封負けを喫した。
ソフトバンク先発有原の前に5回まで無安打だった打線は、6回1死から大盛がチーム初安打を放ち、8回にも2番手藤井から左前打を放った。孤軍奮闘も、あとが続かなかった。先発玉村は1回2死二塁から近藤に浮いた直球を捉えられ、先制2ランを左翼席に運ばれた。2回以降は立ち直り、その後は6回まで1安打投球も6敗目となった。3連敗で勝率5割。交流戦は13試合を終えて6勝7敗となった。試合後の新井貴浩監督(48)の主な談話は以下の通り。
-先発玉村投手は初回の失点だけ
新井監督 球も力強い球が行っていたと思う。(被弾した球も)高いとはいえ、あれを逆方向に持っていくというのはバッターが上だったと思う。1つ1つの球種に力があったので、前回登板より全然良かったと思う。
-打線はソフトバンク有原投手の前に沈黙
新井監督 今日、良かったね。全部の球種を低め、低めに集めていた。今日は相手、有原君がナイスピッチングだったと思います。
-その中で大盛選手が2安打。
新井監督 いいね、今日も。いずれも難しい変化球だった。昨年までだったら空振りしているような難しい変化球を捉えた当たりだったので、彼の成長を感じますね。本当にナイスバッティングでした。
-5回、小園選手の走塁について
新井監督 気持ちは買うけどね。隙があったら行ってやろうという気持ちは買います。点差と状況というのをもう少し冷静に(考えてほしい)。でも、何かあったら先を行ってやろうという気持ちは買います。
-交流戦、負けがひとつ先行した
新井監督 残り5試合全部ホーム、マツダなので、また明日かな。