
<日本生命セ・パ交流戦 中日-オリックス>◇17日◇バンテリンドーム
中日井上一樹監督(53)が初回からリクエストを成功させた。
1点を追う1回1死一塁、3番岡林勇希外野手(23)の右翼フェンス際の大飛球は右翼手杉本がジャンプしてダイレクト捕球したと判定され、スタートを切っていた一塁走者田中幹也内野手(24)は一塁に戻れず、併殺でチェンジとなった。
だが、井上監督がリクエストを要求。責任の真鍋審判が「検証の結果、壁に当たっているので、インプレー。1死一、三塁で試合を再開します」と説明。判定が覆った。
4番ボスラーが四球で1死満塁とし、移籍即スタメンの佐藤龍世内野手(28)の同点犠飛につなげた。