
イングランド1部リバプールに所属する日本代表MF遠藤航(32)が17日、都内で、留学支援プロジェクト「SEKAI NI WATARU PROJECT」の発表会見を行った。
遠藤の考えをベースに開発した同プロジェクトでは、神経伝達が最も進むといわれるゴールデンエージ(7~12歳)に世界挑戦したいと考える親子に環境を提供する。
25歳から海外でプレーする中で「日本サッカーがどう強くなるかは子どもたちのサポート、海外サッカーを経験することがW杯で優勝するために必要なんじゃないか」と考えるようになったことがきっかけ。自身が父親から受けた教育や、欧州で社会貢献活動が当たり前の欧州での経験、離島でのサッカー教室などもプログラムを立ち上げる要因になった。「このプロジェクトをきっかけに多くの子どもたちが世界に挑戦して活躍する未来をサポートしていきたい」と願った。
選考された親子(子どもの対象年齢は7~12歳)が約1年間の育成と最低数週間の海外単身留学を支援する。弟の遠藤暁氏が代表理事、菊地翔豊氏が理事/教育担当を務める。