
ヤクルト、ドラフト1位右腕の中村優斗投手(22=愛知工大)が交流戦の大トリを飾る見通しとなった。
16日、神宮こぶし球場での1軍投手練習に初合流した。交流戦最終戦となる22日オリックス戦(神宮)で1軍初登板、初先発する見込み。軽めのランニングなどで汗を流し、「登板日に向けてしっかり自分の調整ができれば。まず1勝したい。勝利するイメージをずっと持ってやっていきたい」と話した。
新人合同自主トレからコンディション不良で出遅れていたが、イースタン・リーグでは8試合に登板し、0勝1敗の防御率3・24と安定した投球を続けてきた。15日の同リーグ巨人戦(戸田)では2回2/3を1安打1失点の球数51。150キロ超の直球を軸に5者連続三振も奪った。中村優は「現状の力で、どれだけできるのかというワクワクと、自分の力を出せるのかという少し不安もある。ただ、ここ(1軍)で力を出すために、ファームでしっかり投げてきた。持っているものを出せれば、おのずと結果はついてくると思う」と気持ちを高めた。