
世界少年野球推進財団は16日、新たな評議員に王貞治氏の次女、王理恵さん(日本野菜ソムリエ協会理事)と元卓球五輪代表の石川佳純さんの就任を発表した。
石川さんは「世界のこどもたちに野球の楽しさ、スポーツの楽しさ。またスポーツが持つ力を、長年この財団を通じて伝えていらっしゃる王理事長とご一緒させていただけること、本当にうれしく、光栄に思っています」と話した。
理恵さんは「昔からそばで父と少年野球の関わりを見てきました。大会が熱い時期に開催されるので、家族としては体力的な不安を感じたこともありました。ただ、父は子供たちと関わると生き生きとしているので、できるだけ長く続けてほしいという思いで、微力ながらサポートできればと思います」と就任の背景を明かした。そして「野菜ソムリエの立場から、こどもたちの食育にも目を光らせたい」と意気込みを語った。
王会長は「若い人の意見をどんどん取り入れて、時代に合ったものにしていきたい。40回、50回に向けて進めていきたい」と期待した。