
<ドジャース11-5ジャイアンツ>◇14日(日本時間15日)◇ドジャースタジアム
ドジャース大谷翔平投手(30)が「1番DH」でスタメン出場。24号先頭打者アーチを含む2本塁打で、メジャー通算250号とした。
第1打席は右腕ループと対戦。カウント2-1から真ん中付近のカットボールを捉え、右翼席へ飛び込む24号ソロとした。メジャー通算250号に王手をかける11試合ぶりの1発は、打球速度110・3マイル(約178キロ)、飛距離419フィート(約128メートル)、角度は27度だった。
第2打席は3-0の2回1死二、三塁、カウント2-1から申告敬遠で出塁した。2回での申告敬遠に、ドジャースタジアムは大ブーイングに包まれた。
大谷はベッツの2点二塁打で三進すると、1死満塁からスミスの右犠飛で生還した。
第3打席は7-0の3回2死一塁で、ビブンズから四球を選んだ。ベッツの四球で二塁へ進んだが、フリーマンが空振り三振に倒れた。
第4打席は7-0の6回無死で、右腕ベックと対戦。フルカウントから外角のカーブにタイミングをやや外されたが、打球は右翼席へ飛び込む25号ソロとなった。メジャー通算250号の一打は、打球速度101・2マイル(約163キロ)、飛距離384フィート(約117メートル)、角度は26度だった。
これで打率は2割9分、ナ・リーグトップ、メジャー3位の25本塁打、41打点、11盗塁。OPS(出塁率+長打率)は1.023とした。
6月は2日(同3日)メッツ戦で放った本塁打のみで、試合前時点では今季自己最長の10試合連続ノーアーチとなっていたが、本拠地で印象的な2本塁打を放った。