
二刀流復帰を目指すドジャース大谷翔平投手(30)について、時間をかけて復帰までのプロセスを慎重に進めている理由をアンドルー・フリードマン編成本部長が明かした。ドジャース専門メディア「ドジャース・ネーション」が14日付の記事で伝えた。
同編成本部長は「これを短期的展望で考えるなら、彼自身も球団としても、もっとアグレッシブにいこうとするかもしれない」と前置きし「だが我々が念頭には置いているのは、彼がこれから9年間投げ続けること。そのためにベストの状況を整えている。長く続けることを最重要ととらえている。そして投手として復帰する今季は、長期的な視点を重視し、アグレッシブになりすぎないようにしている」と明かした。
また「投打の二刀流がどれだけ負担の大きいことか、私には想像できない。彼は二刀流を長くやっているが、このチームには二刀流をメジャーのレベルでやる選手がこれまでいなかったので、我々にとっては未知の領域だ。打撃に影響が出るような負担をかけずに二刀流をやれるよう、肉体的な耐久力もつけていかなければならない」と話した。