韓国球界のスターがメジャーで再会 キム・ヘソンと李政厚、ドジャースタジアムでファン湧かせる

試合前、ファンにサインをするドジャースの金慧成（AP）

＜ドジャース－ジャイアンツ＞◇14日（日本時間15日）◇ドジャースタジアム

韓国プロ野球（KBO）のスターが、ドジャースタジアムで再会した。

ドジャースの金慧成（キム・へソン）内野手（26）は「9番二塁」で、ジャイアンツの李政厚（イ・ジョンボム）外野手（26）は「1番中堅」で出場した。13日（同14日）は金慧成の出場がなく、グラウンド上での再会は持ち越しとなっていた。

李政厚は1回の第1打席、クレイトン・カーショー投手（37）から四球を選び出塁。1死一塁からラモスが放った遊ゴロで二塁へ滑り込み、金慧成が二塁ベースカバーに入った。遊撃手ベッツから送球を受けると、李政厚のスライディングを交わしながら一塁へ送球し、併殺を完成させた。

金慧成はスライディングした李政厚に手を差し出し、李政厚はその手を借りて起き上がった。KBOキウムではチームメートだった2人は、言葉を交わして笑顔を見せた。

金慧成は6－0の3回2死三塁、中堅手の李政厚の前に弾む中前適時打を放ち、ドジャースタジアムを湧かせた。