＜クラブW杯：アルアハリ－マイアミ＞◇14日（日本時間15日）◇1次リーグA組◇第1節◇マイアミ
新方式に改編され、32チームが参加のFIFAクラブワールドカップ（W杯）は米国で14日（日本時間15日）に開幕し、アルゼンチン代表FWメッシ（37）が先発したインテル・マイアミ（米国）はアルアハリ（エジプト）と対戦した。
大会期間中の24日に38歳となるメッシはバルセロナ（スペイン）時代に3度、クラブW杯で優勝。そこでチームメートだった元アルゼンチン代表MFのマスケラーノ監督（41）がチームを率い、盟友の元ウルグアイ代表FWスアレス（38）、元スペイン代表MFブスケツ（36）とともに先発出場した。主将のメッシは前半14分に直接FKから左足でゴールを狙った。
ただ、チームはカウンターを食らうなどピンチが多く、前半終了間際にはPKを献上した。しかし、アルアハリのMFトレゼゲのキックを元アルゼンチン代表GKウスタリが見事にセーブして前半は0－0で折り返した。
今大会は最新の技術が試験的に用いられ、審判員がボディーカメラを装着。ピッチ上の映像が中継用に提供された。VARの介入で主審がプレーの確認をモニターで確認する際などにはスタジアムのスクリーンに同じ映像が映し出され、観客は判定について理解しやすくなる。
開催国枠として出場するマイアミは、勝ち上がれば欧州や南米などの強豪と対戦する。メッシは「そういうチームと戦えるのは素晴らしいこと。ピッチ上の選手たちとファンの両方にとって本当に素晴らしい経験」と話していた。
マイアミは次節19日（日本時間20日）にポルト（ポルトガル）と対戦し、アルアハリは同日にパルメイラス（ブラジル）と顔を合わせる。
