
<高校野球春季東北大会:仙台育英7-2八戸学院光星>◇14日◇決勝◇ヤマリョースタジアム山形
春の結果をしっかりと精査し、夏に臨む。仙台育英の佐々木義恭主将(3年)は「ひとつの大会を優勝という形で締めくくれたのは自信になるかなと思います」と安堵(あんど)しながらも、「守備で崩れなかったのは自信に変えて、走塁などミスが出たので課題に目を向けてやっていきたい」とすぐに先を見据えた。
チーム内競争が激しさを増す中で、自身の今大会11打数3安打の成績には満足していない。「3年生として根性出して、誰よりもバットを振って気合を入れていきたい」と意気込んだ。チームとしても結束力を高めたい中、各県の強豪校との4試合で成長を遂げた。「勝ち進んでいくにつれて、勝利に対してみんなで打たせよう、投げさせようっていうという意識が出てきたので、引き続きこの雰囲気でいきたいと思います」と手応えを感じながら、夏に向かう。