
<高校野球西東京大会組み合わせ抽選会>◇14日◇青山学院高等部PS講堂
センバツ16強の早実に、春季東京大会ベスト4に入った3校(東海大菅生、日大三、八王子学園八王子)など、今年もハイレベルな争いが予想される。
昨夏王者の早実は1981年の東東京時代以来となる2連覇を見据える。二刀流左腕の中村心大投手(3年)は不動のキーマンだ。
早実の対抗には、春季東京大会準優勝の東海大菅生が挙がる。プロ注目左腕の上原慎之輔、藤平寛己、川崎稜太(いずれも3年)、中沢幸佑(2年)の140キロ台の4投手がそろう。打線は小上防登生と前田蓮(ともに3年)の両内野手にパンチ力がある。
同ベスト4で昨夏準優勝の日大三は川上幸希、近藤優樹投手(ともに3年)の2枚看板が鍵を握る。中軸は本間律輝外野手(3年)と田中諒内野手(2年)が引っ張る。
春4強の八王子学園八王子はプロ注目ショートの新井唯斗内野手(3年)が攻守の軸となる。
早実のゾーンは、第3シードの国学院久我山やプロ注目サウスポーの住日翔夢投手(3年)を擁す第4シードの日大鶴ケ丘、加えてノーシードとなった国士舘や桜美林も集まり、激戦必至となりそうだ。
ノーシードの世田谷学園はプロ注目スラッガー、坂本勇希内野手(3年)の1発を武器に上位進出を狙う。
春季東京大会3回戦で早大学院に競り勝ち、都立唯一のシード権を手にした府中東は夏も快進撃となるか。