
レアル・マドリードのスペイン代表DFラウール・アセンシオ(22)が31年まで契約延長したとスペイン紙アス電子版が14日に報じた。
アセンシオは今季開幕時、Bチームのカスティージャで3部リーグを戦っていたが、チームのけが人続出という状況を受け、前監督のアンチェロッティに抜擢され、昨年11月9日のオサスナ戦でトップチームデビューを果たした。
瞬く間にチームを支える戦力の一人となり、最終的に公式戦42試合に出場し、3000分以上プレーした。スペインリーグでは出番が与えられた23試合のうち18試合で先発し、ディフェンスラインにおいて必要不可欠な選手にまで成長した。このパフォーマンスがスペイン代表のデラフエンテ監督の目に留まり、今年3月に初招集されている。
アス紙によると、クラブはこのような活躍ぶりを高く評価し、アセンシオと契約延長ですでに合意しているとのことだ(※正式発表はまだ行われていない)。アセンシオの現行の契約は来年6月30日までとなっており、当初は29年まで延長されると報じられていた。しかし、最終的に5年延長の31年までとなり、年俸が大幅にアップされ、契約解除金がチームのスター選手と同額の10億ユーロ(約1600億円)に設定されるとアス紙は伝えている。(高橋智行通信員)