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【とっておきメモ】初勝利の日本ハム細野晴希 寝転がり天井に向かって描いた夢


日本ハムの細野晴希投手が、広島との試合で6回無失点の好投を見せ、プロ初勝利を収めました。前回の登板で7四球と崩れた細野投手は、しっかりと修正して望んだ結果でした。彼の成功の基盤には、幼少期からの習慣があります。子どものころ、テレビゲーム遊びの途中で妹と喧嘩になり、遊びを中断せざるを得なくなると部屋の天井に向かってボールを投げ、想像の打者と対戦する遊びをしていました。この経験が、投球技術とメンタルの礎となりました。特に多彩な変化球を駆使しての投球にはその影響が反映されています。プロでの成功に至るまでの歩みが、多くの人に勇気を与えるストーリーです。

日本ハム対広島 6回無失点でプロ初勝利を挙げた細野(撮影・黒川智章)

<とっておきメモ>

<日本生命セ・パ交流戦:日本ハム5-0広島>◇14日◇エスコンフィールド

前回7四球と崩れた日本ハム細野晴希投手(23)が、しっかり修正して初勝利をつかんだ。嫌なことがあっても、腐らず時間を大切にする。幼少期から続けてきた習慣は、プロでも力になった。こどもの頃の遊びは兄妹でのテレビゲームだったが、兄妹げんかが頻発した。「いいアイテムを取ると妹が怒るんです。『こっちの番なんだけど!』みたいな」。大好きな画面から離れることを余儀なくされ、仕方なくあおむけに寝転がり、気づけば天井に向かって2時間ほどボールを真上に投げていた。

この投球が、いつの間にかゲームになった。「勝手に試合をイメージして遊んでました」と、天井に想像で立たせた“打者”を相手に、多彩な変化球で攻めた。そんな日々から10年以上が経過し「変化球は投げようと思えば投げられるんですよ」。その中から厳選したツーシームやスライダー、カットボール、スプリットなどで、最速158キロの快速球を彩る。あの日磨いた妄想力と手先の器用さが、6回8三振無失点の土台になった。【黒須亮】

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